アンケートへのご協力ありがとうございました

みなさまへ
調査資料の破棄についてアンケートのご協力をお呼びかけしたところ、本当に多くの方から回答いただきました。こころより感謝申し上げます。いただいご意見から、ご承諾いただいた方のご意見を以下にご紹介させていただきます。随時追記させていただきますので、引き続きご意見をお寄せいただけましたらありがたく、どうぞよろしくお願いいたします。

アンケート設問

  1. 第三者調査委員会による調査資料の廃棄の判断についてどのようにお考えになりますか。
  2. 両親は、事故の原因究明のため今後も調査を継続するつもりです。そして、そのために京都市教育委員会の協力を得たいと考えています。それにつきましてご意見があればお聞かせください。
  3. その他ご意見等ご自由にお書き添えください。

お寄せいただいたご意見

  1. 羽菜ちゃんのご両親からの質問状に対して、明確な回答もないまま調査資料を破棄したのは何故か市教委に回答を求めたい
    また、当事者である浅田さんに事前に報告もなく破棄してしまった事は許せません
  2. 市教委は、今回の行為に対して責任を取るべきだと思います。調査継続のため再度協力するべきです
  3. お子さんを亡くされた悲しみだけでも耐え難いことなのに、十分に調査の分析がされず、このようにご両親が自ら動かざるを得ない状況になっていることがご両親にとって更なる傷つきを生んでしまっているように思います。何のための第三者委員会なのでしょうか。(京都市内・幼稚園保護者)
  1. 新聞で知りましたが、あまりにひどい対応に驚き、怒り、呆れ果てました。なんのための、誰のための、調査なのか。はなさんのご両親の立場になったら、廃棄した人 自身はどう感じるのか。今回の廃棄を問題と感じないような人かが、教育にかかわるいかなる仕事にも ついて欲しくないです。廃棄によって守ったのは、調査協力者のプライバシーではなく、教育委員会、第三者委員会の立場では?そもそも、第三者委員会は、本当に公平な第三者という立場にあったのかどうかという疑問が残ります。
  2. 時間が経つほど、難しくなる調査を継続していかなければならない ご両親がとてもお気の毒です。教育委員会には、人としての誠意を尽くして欲しいです。一刻も早く、ご両親が納得される状態までの調査結果が得られますように。(左京区内小学校保護者)
  1. 調査資料は、後の再調査などを考えても、秘密保持を前提として永久保存が当たり前だろうと思います。廃棄する理由がわかりません。
  2. 第三者委員会の継続課題として、調査協力をして欲しいと思います。
  3. 「無かったこと」にしてはいけない。納得できる報告を羽菜ちゃんにできるよう、がんばりましょう。(精神保健福祉士)
  1.  絶対にしてはならないこと。
  2. 調査資料、記憶に基づいてでも再現していただきたい。
  3. 保育園などでの死亡事故のでは、調査資料は廃棄されるのでしょうか。(小学校保護者)
  1. あり得ない!何か隠したい事があるから破棄したと思われても仕方がない!命の重みをどう考えているのか?
  2. 納得はできないかもしれないが、少しでも多くの事が判明するように、今後も調査を続けた方がいいと思います!教育委員会がどのくらい協力してくれるのか気になります。
  3. 調査委員会は人の命をバカにしすぎてる! 死人にくちなしか?何故同じ事が二度と起きないように過ちを正して一緒に考えようとしないのか?破棄した人は人としてどうなんでしょうか?人の痛みがわからない人、、、自分が助かればあとはどうでもいいのでしょうか?少なくとも私はそんな人間にはなりたくないです。
  1. 報告書は調査資料というローデータがあって初めて価値があるものだと思います。再検証への道を塞いでしまう理解しがたいことです。ご両親が質問状を出しておられたにも関わらず廃棄された裏には再検証されたくないという意図があったのではないかと穿った考えさえ浮かんできてしまいます。ご両親や調査に協力された方々の労力やお気持ちを考えると、非常に残念で憤りを感じます。
  2. 調査の継続のための教育委員会の協力を要望します。
  1. 実に怪しからんことです。怒りを覚えます。教育という正義や善悪の基礎を学ぶという場において、そのような無茶苦茶なことがおこったことが理解できません。関係者は即刻辞任!このままでは魂は浮かばれまい。
  2. 当然です。
  3. 会の活動を全面的に支持します。ご協力できることがあれば喜んでさせていただきます。頑張って下さい。
  1. 調査資料の廃棄はあり得ない、調査は資料を残すのが原則。
  1. 廃棄以前に取り扱いについて、杜撰、軽率、あさはか、粗雑。
  2. そんなことは、誰が見ても、当然。
  3. 今回の事故で、ご両親から奪ったものは、羽菜ちゃんの命だけだと思われているなら、それは大きな間違いだと思います。夢も希望も生きる意味も、ご家族の全てをぐちゃぐちゃにしたという事実に気づいていらっしゃるのでしょうか?もしも、この先のご両親の人生を、前向きに、とか考えておられるのなら、それは大きな間違いだと思います。そんな場所にご両親は、生きておられないと思います。(匿名)
  1. とても疑問に思います 保管されるべきだと思います
  2. ご両親の気持ちに共感します!どういう経緯で 事故がおきたのか わからなければ 同じ事が起こる可能性があります! 今回の事を教訓するべく2度と 悲しい 同じおもいをされる方が出ないように…… 今回の調査は 今後の教育機関にも 保護者にも 非常に重要だと思います!
  1. 誰が廃棄を決定したのか、その判断に至った経緯は何なのか、公共性の高い資料であるため、京都市に住む者の感情として、それらを明らかにしてもらわないと市政全般に対して不信と不安感が残ってしまう。
  2. 学校施設内で発生した事故であり、法的にも道義的にも教育委員会は責任を負っているのであるから、今後も御両親の調査に対して協力をしていく責任は当然のようにあると思う。加えて、再発防止の点からも、重要な取り組みであると思う。
  3. なぜ、資料を廃棄したのか。普通の感覚では、考えられない。誰が何のためにそれを判断したのかが明らかにされないと、「気味のわるさ」だけが京都市に住んでいるものとして、残ってしまう。京都市と第三者委員会は、誠実な対応お願いしたい。(保育園保護者)
  1. 調査資料が廃棄されたことを知ったとき、愕然としました。どんな理由を付けたとしても、その行為は不当かつ不誠実としか思えず、強い怒りを感じました。第三者委員会とは、そういうことが起こらないために、偏らない立場で専門家が集まって調査、検証等を行う所だと認識していましたが、証拠隠滅するとは!全く信じられません。
  2. 調査を継続することは必要かつ意義のあることと思います。公務員を訴追することは国を訴追することとイコールみたいな扱いのようですが、それ自体がおかしいと思います。京都市教育委員会にも少しは自浄作用があるというところを見せて欲しいです。おおいに協力を仰ぐべきと思います。
  3. うやむやに終わらせることは出来ません。必ず羽菜ちゃんの最後の言葉を聞かせて欲しいと思います。
  1. 廃棄された理由が本当にわかりません。まず、誰に理解されるために作成する報告書なのでしょうか…。あってはいけない場所であってはいけないことが起こってしまった。市からの報告書や資料データの開示、納得のいく説明はご両親への義務ですよね…。そして廃棄の理由にプライバシーなどという言葉が出ていますが、では一体関係者以外の誰に盗み見られるものなのでしょうか…。まるで「報告書(プライバシーの塊)を私たちでは守り、管理できません!」と言っているようで、そのような意見自体が問題ではないかと私は思います。全くもって廃棄という結末に繋がる理由が不明です。
  2. 前問の通り、私は市がご両親にご協力することが義務であり責務であると考えています。廃棄の現実により信頼性に欠けますが、協力は必須だと思います。
  3. ご両親のお気持ちになると言葉が見つかりません…。ほんの少しでもご協力することができたらとアンケートにお答え致しました。しかし、気のきいたアンケート結果でなく申し訳ない気持ちでいっぱいです。負けないでください…。心より応援しております。
  1. 言語道断。第三者委員会の御子息が同じ被害にあったら同じ対応が出来るのしょうか。引き裂かれた心をさらに引き裂く行為。許しません。プライバシーの問題などこの状況で上げてくるのはただのいいわけだ。誰一人”プライバシーの侵害だ”とはいう由もない。
  2. 追及することは継続して京都だけではなく国にもさえ協力してもらうべきこと。
  3. 私には浅田様御両親と同じ気持ちになることは同じことが私にない限り出来ません。しかし、今回のこの悲しみは私にとって一生であることも事実です。同じ子の父であり、子の母であります。御納得されるまで追求することを望みます。そして二度と同じ事故が起きぬよう私なりにこれまでと違った視点で問題を国に取り上げてもらうよう努めていく考えです。毎回聞く”2度と同じ事故が…”は二度と聞きたくありません。(保護者)
  1. このような重要な資料を廃棄するのはおかしいと思います。都合が悪くなって廃棄したと思わざるを得ません。
  2. 調査の継続はとても大事なことだと思います。この事故について、このままにしておくわけにはいかないと思います。
  3. 疑問が残ったまま、納得がいかないままでは娘さんも御両親も悔し過ぎるのでは、と思います。私はこの事故のことを今初めて知りましたが、地元でこんなことが起こっていたなんて悲しいです。事故のことを知った人は皆、必ず協力するはずだと思います。大変辛いとは思いますが、どうか頑張って頂きたいです。(大学院生)
  1. 報告書だけがゴールでない。報告書を裏付ける資料は報告書を裏付ける根拠。報告書が公的文書であることからして、資料の破棄は公的文書の独断破棄であり、許されるべきことではないと考えます。破棄に関して意見しない教育委員会への批判感情もあります。(幼稚園保護者)
  1. 大切な資料を破棄する理由に納得がいきません。全ての例において破棄共通で徹底しているものではなく、理屈が不十分である。この調査報告書が完全だと誰が決めたのか?調査報告したならば、その報告書を見たご両親や保護者の意見も聞き再調査もなしに破棄はあり得ないと思います。資料は貴重な物であり、破棄する事に理解出来ない。
  2. 調査報告書が出来て全てが終わりではなく、あらゆらる点で納得ができ、今後にも繋げれる調査が出来るように、京都市教育委員会は責任を持って協力するべきだと思います。
  3. 小学校外部の者ですが、ご協力出来る事があれば協力したい気持ちでおります。頑張って下さい!!(幼稚園保護者)
  1. 法的に資料が公文書か否かという以前に社会的常識という面で軽率な行動、決して肯定できる行動ではないと思います。同時に資料の管理、取り扱いという点、又、廃棄するのであればその方法という点でかなり問題があったように思います。特に再現検証の画像等に於いては、プライバシーや、おおげさに言えば児童ポルノといった最悪のリスクも考え、厳重かつ慎重に取り扱われて当然、またそうされていると思っていました。本当に暖かい思いやりをもって協力してくださった親御さんの中には不安を感じておられる方もいらっしゃるのでは。
  2. 事故の加害者としては、何の迷いもなくご遺族の意向にそうのが心ある人間として当然だと思います。加害者がこれ以上ご遺族を苦しめてどうするのですか?
  3. 教育委員会の対応や行動、言動というのは事故当時プールにおられた3人の教師の代弁、というとらえ方も充分されると思います。もしも本当に心から、水深や監視体制、事故直後の対応に不備があり反省なり責任を感じておられるのであれば、せめてもの羽菜ちゃんのご両親の要望(今回は再々現検証)なんて二つ返事で受けるのが当然だと思います。あなた方は、人を一人死にいたらめているという事実をたかだか2年半の間にお忘れですか?(小学校保護者)
  1. 法律のことはよくわかりませんが、説明責任も不十分のまま、全てが終わることには、怒りをかんじます。
  2. 親として、子供がどうしてこうなったのか、知る権利があると思います。どうぞ、羽菜ちゃんのためにも頑張ってください
  3. 親御さまは、事故の真相を知る権利があると思います。資料もたくさんの方のお心があつまったものです。法律的には勝手に処分してよいのでしょうか?私はわかりませんが、常識がかけていると思います。おやくにたてたかどうかわかりませんが、素直に、書かせていただきました。
  1. 破棄はありえない。検証の結果として調査委員会または教育委員会が保管すべきだと思う。

  2. お嬢様のご冥福をお祈りいたします。ご家族様の納得のいく検証結果とその開示がされますように。そして、このような事故が二度と起こらない安全な学校であってほしいという全ての親の希望がかないますように。
  1. 廃棄処理は、学校側の保身を疑ってしまう。どんな事実でも、調査は辛いものだと思うが、亡くなった子供とご両親の気持ちを思うと、誠実に対応して欲しい。
  2. 京都市の学校に通わせる全ての保護者が、行方を見守っていることと思います。京都市教育委員会には誠実な対応を期待しています。(幼稚園保護者)
  1. 廃棄って何ですか?とまず思います。莫大な労力がかかっている大事な手がかりを集めた資料を断りもなく廃棄するなんてどうかしていると思います。
  2. 教育委員会は全面的に協力するべきです!
  3. プライバシーの保護を理由に言い訳にしているとしか思えません。どうして保管という選択肢がなかったんでしょうか。親御さんの立場になってみたらそんなことできないと思います。
  1. もし、当事者であればでとう到底納得いかざる事であり、その理由も正当性にかける。
  2. 1つの命の重さから決して目を背けてはならない。全てを明らかにし、誠実に対応し始めて和解の道が開ける事と思います。
  3. 私にも娘がいる。今は高校生になり自立し始めているが、小学生になった頃の可愛さは今も頭から離れない。抱き締めた時の心から湧いてくる愛情。日々成長していく姿にもらっ力。私は離婚して娘に会える機会が限られていました。それだけでも辛くて堪らなかったです。この事と比較にならない両親の辛さであろう。教育委員会の皆が当事者の意識を持って臨むべき事。
  1. 証拠隠滅、それ以外ない、と思われても仕方がない、ありえない
  2. 協力するのが当たり前 その前に謝るのが当たり前
  3. あきれる
  1. やはり、最初に規定されておれば、というのがベストだったかと。ただ、資料の廃棄の方法という点での心配点ですが、きちんと回収され責任を持って本当に廃棄されているのかどうか?それから管理面においても大丈夫だったかのかと、、、協力者様のプライバシー等は完全に守られているのかと?検証時に於いて水着姿の画像等もあったのであればなおさらの事。
  2. ご遺族から要望を言っていただけるだけでも、ありがたいと思うのが加害者意識ではないでしょうか。一体、何様のつもりですか?
  3. 事故の責任を、遺族に寄り添う、真摯な対応で、この言葉の意味をご存知ですか?京都市民の中でも見ている人は見ていますよ。愛する子供を持つ保護者、色々な行事に力を貸していただいている地域の方々、もちろん未来ある子供達に恥ずべき行為だけは、なさらないでいただきたい。(小学生保護者)
  1. 調査報告書の基となったはずの諸資料は管理しておくものと考えます。廃棄に至った経緯についての詳細を把握しておりませんが、委員長の判断に異を唱える委員がいらっしゃってもおかしくなかったはずです。なぜこのような措置を行ったのかについては大いに疑問を抱きます。
  2.  教育委員会との共同作業で調査を継続することは望ましいことと思いますが、どの程度まで事実確認・検証作業ができるかという点では困難な面が多々あるのではないかと推測します。
  3. 事故直後の当該校の対応に問題があったために、このようにご遺族が苦しめられていることが一番の問題点と考えます。裁判や第三者委員会などの動きの前に学校自体が事故直後に即応した調査・報告を行うことが当然のことであると考えます。その際の調査・報告は子どもの人権を侵害された被害者本人やその家族が第一優先にされるべきです。
  1.  証拠を残さないようにするという加害者側、責任者側を守る行為にしか思えない。報告書が大切な今後の事故防止につながる内容になり、参考になるものになることを前提に作成していなかったのかも、疑問に思う。
  2. 大切に育ててきた我が子を失う、人生で起こりうる一番辛い出来事、そんな悲しくあってはいけない事故の原因を追求し、再発防止になる事案をしっかりと決めていくこと、また加害者、責任者が被害者家族にしっかりと謝罪するという、人として当たり前のことをするという社会にして欲しいです。
  3. 被害者家族のみなさまが、我が子を亡くし、その想像もできない辛い悲しみに暮れている日々の中で、このような活動でシンプルに二度と同じように命が失われないように、悲しい思いをする人がいなくなるようにと、活動されていることに本当に頭が下がります。その思いをしっかりと受け止めて、これから改善するべき社会のルールを作っていく立場の方々がその声に耳を傾けて、改善策、防止策を真剣に考えてください。(中学校保護者)
  1. なぜ廃棄になったのか、経緯を知りたい。廃棄してよいとどのように判断したのか、その判断基準を、教えてほしい。
  2. 親には知る権利がある。ただ、どれくらい協力してくれるのか、あまり期待するとつらい思いをするかもしれない。
  3. 学校は子どもの命を守るところのはず。。教師たちはどう思っているのか。子どもたちのために日々がんばってくれているのに、組織がちゃんと対応しないばっかりにがんばっている現場の教師までも、そういう視線で見られてしまう。(保育園保護者)
  1. 貴重な証言や事実が盛り込まれた資料を廃棄するなど、言語道断。どんな事情が有ったにせよ、許されるものではない。いったい誰のための調査なのか?もし廃棄しなければならない資料であったとしても、ご遺族の許可を取らずに廃棄するなんて常識を逸脱している。調査資料、調査結果は今後の再発防止のためにも絶対に必要なもの。管理の行き届いた部署で保管するか、さもなくばご遺族に手渡しすべきものであると考える。
  2. 事故原因の調査・解明こそが、再発防止の基本である。言い換えれば、事実を解明する以外に再発防止など有りえない。ご遺族の協力を得て、徹底した事実解明を行うこと。
  3. ご遺族は、誰かを糾弾するために事実を解明したいのではありません。我が子が最期の時を迎えるまでの事実を全て知り、そしてその事実に納得し受け入れることでしか、前に進むことが出来ないのです。今、ご遺族は一歩たりとも前に進めない状態で、日々、地獄のような苦しみの中、生き続けています。どうかご遺族に対し、前を向いて歩き出せるきっかけを与えてください。よろしくお願いします。(いじめ自死遺族)
  1. 情報ソースという意味で保管が必要だったと思います。
  1. 第三者調査委員会」の調査報告書の正当性を証明するものが原資料であると思いますので、何故それを廃棄してしまったのか理解しかねます。当局にとって不都合な事実が明らかになると困るとの判断から調査報告書に展開する論理に不都合な事実があると拙いので事実を隠蔽してしまう意図があったとかんぐられても仕方が無いように思います。また、この原資料は、浅田羽菜ちゃんの死亡状況に関するかかわりのある人々(子ども・教師など)の思いも込められたものだと拝察できますので、その管理は厳正に為されるべきであり、時にはご両親に開示されることもありうる対象のものであると思います。
  2. 京都市教育委員会は、第三者調査委員会の設置主体であると思います。本当に全ての原資料が廃棄されてしまったのかを確認すると共に、ご遺族の要請に応える責務があると思います。ご遺族が許容できるような調査報告書で無いとすれば何処に問題があるのか、第三者調査委員会の調査報告書を検証する責務は京都市教育委員会にあると思います。
    子どもの命が失われてしまう学校事故はご遺族はもとより、子どもの友だちや教職員にとっても大変ショックなことであり、深い心の傷はなかなか癒えるものでは有りません。そのような痛ましい学校事故の再発を防ぐためには何故そのようなことが生じてしまったのかを客観的に分析し、再発防止策を講じなければなりません。責任の所在を明らかにすることを避けていては、学校事故を無くすことは出来ないと思います。
  3. 失われた尊い命を取り戻すことは出来ないのですから、少しでもご遺族のお気持ちに寄り添った調査が為されるべきです。そうすることによって、第三者調査委員会の存在価値があるというべきものだと思います。京都市教育委員会は調査報告書を作成するに収集したり、議論を重ねた原資料を廃棄してしまった愚行を大いに反省し、ご遺族に謝罪し、今後どうすべきかをご遺族と共に検討されることを期待します。(市民団体代表)