■「HANAモデル」その後

みなさま

 

朝夕が冷えるようになり、ますます秋も深まってまいりました。

家の近隣の紅葉も美しく、よく立ち止まって見とれていた羽菜の顔を思い出します。

 

先日「はなニュース」でお知らせした「HANAモデル」のその後について少しお知らせいたします。

 

10月8日の公開訓練の報道後も、マスコミに何度か取り上げられています。

11月8日には読売新聞に「子どもの安全 誓う指針」として、そして昨日14日には京都新聞にやはり指針の内容とともに、1面、6面とスペースを使って詳しい記事が掲載されました。

 

9年前のプール事故、死亡児童の名を冠した「HANAモデル」 独自指針を全国発信へ(外部リンク)

 

 特に京都新聞の記者さんは、両親にも長時間の取材をしてくださり、事故後に私たちが感じてきたことの経緯なども詳しくお話することができました。

私たちの周りには心あるマスコミ関係者がおられ、事故以来、事あるごとにさまざま助けていただいていると感じています。

折々の報道でも、特に両親への取材等はないということも多く、起こった「ことがら」に焦点を当てて報道する場合と、当事者を含めての事態として報道する場合(姿勢?)が選択的にあるように感じますが、長いかかわりを続けつつ見守っていただいている記者さんらの存在には、本当に感謝しています。

 

もう一つ、取材を受けつつあらためて感じていたことは、この「HANAモデル」の名称が、事故を取り巻く関係者(言い方が難しいですが)の、事故に対するそれぞれの姿勢や今後の方向性を近づけてくれるかもしれないということでした。

公開訓練についての感想や、不満を含めた腑に落ちなさは、見学後の教育委員会の方々との会合で率直に伝えており、それに対する建設的な意見を交わすことができたと思っています。

同じく事故に視線を向けていても、それぞれに大きな認識の違いや、各々の立場が生む思い込みがあるということ、それが大きな齟齬につながっているということに、これまでなかなか気づけませんでした。

こう書いてみると当然の前提なのに、実際に密なコミュニケーションをとって初めて、愕然とするような違いがわかるということがある。やはり、これはそれほどに大きな事態なのだとあらためて感じますし、これまた当然のことながら、コミュニケーションは大切ですね。

「HANAモデル」は、その違いを話し合っていく上での、貴重な媒介物になってくれそうです。

近い将来、この「養徳スタンダードーHANAモデル」の詳細は、学校関係のみならず一般市民の方々にもわかりやすい形で発信されていくようです。

どうぞみなさまもご意見やご感想をお知らせください。

  

 

浅田 羽菜 両親